<新シリーズ>(本編⑥−2)

〔レイバースケジューリング・システム〕事始め

本編⑥−2【レイバースケジューリング・システム】の基本メカニズム

◎[遂行レベル]調整が実務家の工夫と知恵のバロメーター

 基本メカニズム(図−②)は、スーパーマーケットの店舗運営の必要人時を科学的に設定するメカニズムを図表示したものですが、実際には科学的なのは「左半分の話しです。

[固定業務]、[変動作業]、[RE]などは、実務の世界では、[店舗運営基順書]、 [職務]に代わります。実務の世界(特に、小売業の現場)では、<科学的>という考え方(概念)は通用しません。
  基本メカニズム(図−②)は、極めて科学的は左半分と、流動的でファジーなスーパーマーケットの店舗運営の持つ曖昧な右半分を=(イコール)で関係付けたのは、遂行レベル(パフォーマンス・レベル)調整です。
ファジー(fuzzy)とは、人間の持つ曖昧な認識をコンピュータで処理する技術を表す言葉です。
パーフォーマンス・レベル(遂行レベル)〜上図の%〜は、《各店、各部門の実務の処理能力レベル》をパーセントで表すものです。
ファジー(曖昧)な考え方(概念)ですが、実務上は大変重要です。

◎店舗運営のレベル差を決めるファジー・ファクター(バラツキ要素)

店舗運営のレベル差を決める“バラツキ要素”は、遂行レベル[100%](完璧レベル〜架空値〜)は、ともかくとして80〜75%(合格レベル)を目指すために取り組まねばならない項目です。

①.売上高予算の適正化して、適正な人時枠の設定出来る仕組みの構築・導入する
②.全店、個別部門で、[時間帯]ごとに職務を見直す
(開店時刻前後[時間帯]、閉店時刻前後[時間帯]、閑散[時間帯]、繁忙[時間帯])
③.パートタイマー、アルバイトの勤務契約内容を見直す
(担当職務名と担当業務・作業の見直し、勤務時間帯の勤務時間の長さの見直し、想定されている作業量と実際の投入人時の見直し)
④.店長、部門長の教育・訓練を計画し、実施する
⑤.パートタイマー、アルバイトの教育・訓練・管理を計画し、実施する

これらの取り組み事項は、

(1)企業としてプロジェクトチームを編成して取り組むことが出来る
(2)本部スタッフが実務として取り組むことが出来る
(3)人事部が早急に取り組むことが出来る
(4)販売部長(地区長)が取り組むことが出来る
(5)店長が取り組むことが出来る
(6)部門長が取り組むことが出来る
(7)パートタイマー・アルバイトが自主的に取り組むことが出来る

要は、企業ぐるみで取り組んで成果を勝ち取るべきことですが、誰が、どの項目から取り組みを開始してもいいのです。
それなりの成果は、早々に実感出来ます。
上記の<取り組まねばならない項目①〜⑤>の取り組みのポイントを解説しましょう。

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