<新新シリーズ>(〔3S・OJIプログラム〕入門 ② )

<Ⅱ>店舗の管理・運営の基本となる[3S]

〜〔3S〕は、「整理」、「整頓」、「収納」という3つのコンセプトからなる仕事環境を維持する実務プロクラムである。
チェーンストア業態の店舗運営の効率性は、作業環境の整備と維持レベルで決まると言い切ってよい。
日常の実務としての「整理」、「整頓」、「収納」は、店舗運営の効率化の基本である。
日々の店舗(部門)運営の〔3S〕のゴールは、

《お店の閉店時(業務終了時)に、全てのものが清掃された上で、完全に定位置に戻された状況にすることである。》

毎日、“正しく”ゴールした上で翌日の業務がスタート出来ていれば、〔3S〕を導入に成功したことになる。
〔3S〕導入の店舗運営の整備/確立段階が、このプログラム導入の目的なのである。〜

◎〔3S〕の基本的な理解を高める

繰り返しになりますが、三つの[S]の意味と目的(一般的な解釈と異なります)を正しく理解して下さい。

□「整理」とは、不必要なものを徹底的に排除(除去)し、必要なものを明ら
かにし、完全に確保する一連の取り組みである。
〜〜捨てること!!〜〜

□「整頓」とは、全てのものに置き場所、保管場所を最適場所に“定位置”を与え、保管し、日常の業務運営に備える一連の取り組みである。
〜〜使いやすいように配置すること!!〜〜
  
□「収納」とは、全てのものにそれぞれ保管方法を定め、それが維持されやすい保管器具類、間仕切り、レイアウト図などを完成させる一連の取り組みである。
〜〜正しくしまう(置く、掛ける)こと!!〜〜

◎取り組みの“目指す”日常の店舗(部門)運営の姿
〜この取り組みを実務成果として<結実>こと!〜

【完成型としてのゴール】
《〔3S〕の取り込みのゴールは、毎日のお店の閉店時(閉店後)に、全てのものが清掃された上で、完全に定位置に戻された状況にすることである。》

この取り組みでは、[整理]に関しての整備実務、[整頓]に関しての整備実務、[収納]に関しての整備実務を進めます。
その上で、【完成型としてのゴール】 に取り組みます。
この《【完成型としてのゴール】 に取り組み》は、毎日の店舗(部門)運営の中で3S(「整理」、「整頓」、「収納」)が、全従業員によって実行されて、その日の業務終了時に“完全定位置”状態を実現することです。

◇全ての清掃が完了しています
◇通路(売場、厨房、バックヤード、後方事務所内)に何も置いてありません
◇サービス・カウンター、レジ・カウンターの上に出しっ放しのものはありません
◇台車の上に載せっぱなしのものはありません
◇全てが定位置に収納されています

つまり、“完成型”は、全員退店時(翌日の出社時)に見ることが出来ます。

◎〔3S〕を取り組みは、“全員参加”である訳は・・・

〔3S〕の整備のステップは、今後ご紹介する手順通り進めれば、本部の関係部署の協力さえあれば、それほど難しいものではありません。
問題は、ゴールの最終ステップです。結果は、ゴールつまり[最終時間帯]で出ます。〔3S〕の仕上げを[最終時間帯]の勤務者に“押し付ける”のは、全くの間違えです。全時間帯の全勤務者が、自分自身の勤務時間終了時に、自分が関わった“場所”の「整理」、「整頓」、「収納」を確認して勤務を終える習慣をつける(徹底する)ことです。つまり、[最終時間帯]勤務者には、チェック項目をシート化して与え、チェック箇所を見て回らせ、不完全な箇所は完全にして、チェック結果を店長に提出する役割を担うのです。

このような態勢と意識付けは、〔3S〕の整備のステップで全員に動気づけるべきものです。〔3S〕への取り組みが、“全員参加”が絶対条件なのはこういう理由からです。

〜以下、次回〜

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