The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

<4月23日「最も重要な昇進」> 〜8月18日〜

この本〔The Daily Druckerドラッカー365の金言〕の特徴は、過去の読んだドラッカーの著作からの引用であっても、記憶にない内容が多いことです。
実際365のテーマを取り上げているのですから、無理からぬことです。
ドラッカーの信条、マネジメントの原則、コミュニケーション、組織ほかの主要なジャンルの内容は、ほとんど全ての著作で重複して取り上げられています。
従って、多くの著作で重複的に掲載されていない内容(読者の記憶に残らない内容)が多く含まれているわけです。
これはこれで“勉強”になります。

今回のテーマ「最も重要な昇進」は、その類いです。
ドラッカーなら絶対に主題として取り上げないが、“押さえ”として主題の実務的価値を高めるために、絶対に押さえる事項です。基本とすべき実務原則などが多いです。

企業にとって、最も重要なポジションはCEOとトップマネジメントです。
そのCEOとトップマネジメントは、すでに選ばれた人たちから昇進していくのです。
従って、<すでに選ばれた人たち>という「母集団」を決める人事が最も重要な人事というわけです。

今回の項の重点は、つぎの内容です。

《本当の貢献を必要とするのであれば、それらの貢献を行った人たちに報いなければならない。人事とくに昇進の人事が、組織が信じているもの、望んでいるもの、大事にしているものを明らかにする。言葉よりも雄弁に語り、数字よりも明確に真意を明らかにする。》

つまり、日頃から[正しい人事]を心がけるべしということです。
この点をないがしろにしていたら、全体のお話しは、まさに“お話し”で終わってしまうのです。

この項は『創造する経営者』からの引用です。

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