The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

<6月2日〔情報型組織の成功例〕>  〜9月24日〜

《必要な情報を全員が手に入れるとき、組織は成果をあげる。》

情報型組織は、フラット(ミドル抜き)であることが望ましいのです。
何故なら、必要情報が確実に行き渡るからです。
このイギリスのインド統治体制のこんな側面をこのように高く評価するのはドラッカーだけでしょう。
多分、他の視点では問題指摘が多そうです。
何せ、あの広大な国土と膨大な人口を統治するのに僅か1000人以内で済ませていたとあります。各地の監督官は孤立し、最も近い同僚さえ一日か二日かかるところにいたとあります。

ドラッカーは、このような極限状態(極端)での例で、〔このような条件でも、《必要な情報を全員が手に入れるとき、組織は成果をあげる。》ものである。〕と言いたかったのではないでしょうか。

<組織構造は極度にフラットだった。九つの州それぞれに、監督官をほぼ100人いた。
彼らは月1回丸一日を費やして州の政務官に報告書をかいた。
与えられた任務すべてについて報告した。
予測と実際に起ったことが相違した場合には、その原因を報告した。
次の一ヶ月の予測とその対応策を書いた。
基本的な政策について質問し、機会、脅威、対策について考えを書いた、
政務官のほうも詳細な返書を送った。>

ドラッカーは、この事例で何を示したかったかを知るべきです。
これが、機能していたとすれば、前提をして
⑴任務と責任は範囲がはっきりしていた
⑵中長期の政務官の政策がはっきりしており、監督官もよく理解していた
⑶指示内容、報告内容が詳細を究めていた
が会ったと考えなれます。

このインドの事例を考えれば、一般的情報型組織の構築を運営どな簡単に感じられてきませんか。

この項は、『新しい現実』〜1989年〜からの引用です。

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