he Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

<6月6日〔命令から責任へ〕>  〜9月29日〜

《かっての組織は「権限」に基礎をおいていた。これからの情報化組織は「責任」に基礎をおく。》

 最初の提言文、内容のポイント提示を読んで、ドラッカーが何を言おうとしているのかを推論してから読み進めましょう。
「権限」から「責任」へ基本を移すと何が変わると思いますか。
何か上司と部下との間の情報の流れが変わりそうですよね。と言うように推論して本文を読みます。

<情報を中心に組織を構築するには、誰が、どのような情報を、いつ、どこで必要としているかを考えねばならない。(伝える「責任」を果たす条件を押さえています。)
情報型組織が必要とするのは、現場管理者からトップにいたる自己規律と責任である。
かっての組織は「権限」に基礎をおいていた。これからの情報型組織は「責任」に基礎をおく。
情報の流れは、下から上へ向かった後、再び下に向かって循環する。>

情報型組織は、組織内の個人および部門が、自らの目標、優先順位、他との関係、コミュニケーションに責任を持つときのみ有効に機能します。
そうしてはじめて迅速な意思決定と対応が可能となります。
情報型組織の利点は、組織内に相互理解と共通の価値観、とりわけ相互信頼があって現実のものとなります。
オーケストラでたくさんの演奏者の一人一人が共通の楽譜で演奏できるのは、共通の言葉、共通の核(指揮者、ビジョン)がなければなりません。
しかして、「責任」が基礎なのです。組織のルールを守る「責任」、与えられた役割を果たす「責任」、チームワークが徹底的に求められます。

この項は、『マネジメント・フロンティア』〜1986年〜からの引用です。

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