The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

<6月14日〔機関投資家としての年金基金〕> 〜10月9日〜

《短期の業績と長期的繁栄は両立する。この2つを意識してバランスさせなければならない。》

企業経営に於いて、短期利益を重視するのか、それもと長期的繁栄を目指すかです。
株主主権の考え方が主体である昨今、長期的繁栄を考えず短期的利益重視の経営姿勢が目立ちます。
そこで、ドラッカーは・・・

<短期の業績と長期の繁栄は両立する。
この二つを意識してバランスさせなければならない。
短期の業績の過度の重視は、機関投資家の利益を害する。
株主主権の考え方を成立させて企業の経済的側面の重視が、同時に社会的側面の重要性を際立たせつつある。

1960年から70年にかけて登場し、株主主権の考え方を産み出した新種の株主は、旧来の意味での資本家ではなかった。
年金を通じ、企業を所有するにいたった年金加入者だった。すでにアメリカでは、年金基金と投資信託が大企業の発行済株式の過半数を保有していた。
株主主権は短期的な見返りを要求した。
しかし、年金の給付を確実なものにするには投資の将来価値を増大させなければならい。したがって、短期の業績とともに、年金の支払い者として長期の繁栄を考えなければならない。> 

しかして、両者は両立するのです。しかし、それぞれが別のものであって、意識してバランスさせなければなりません。

この項は、『ネクスト・ソサエティ』〜2002年〜からの引用です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加