The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

<7月4日〔事業の定義の周知と検証〕> 〜11月2日〜

事業の定義は、その社会での存在意義と中核的能力(差別化ポイント)が明確化されたものですから、組織前提に周知徹底されなけれはなりまん。

《事業の定義とは、規律である。》

<事業の定義は、組織全体に周知徹底しなければならない。
組織は若いうちは用意である。しかし成功するにつれ、組織は事業の定義を当たり前のこととし、特別な意識を持たなくなっていく。やがて杜撰(ずさん)になる。
手を抜くようになり、正しいことよりも都合のよいことを追いかける。
考えることをやめ、疑門を発しなくなる。
答えのほうを覚えていても、何は問題だったかを忘れる。
事業の定義が体質となる。体質が規律の代わりをつとめることはない。事業の定義は規律である。>

<事業の定義は検証していからければならない。石板の碑文ではない。仮設である。常時変化するもの、すなわち社会、市場、顧客、技術についての仮設である。
したがって、自己変革する能力もまた、事業の定義の中に組み込んでおかなければならない。
事業の定義には、長く生き続ける強力なものがある。
しかし、あらゆる事業の定義が、やがて陳腐化し実効性を失う。これがGMとAT&Tに起ったことだった。IBMにも起った。
日本の系列にも起りつつある。>

事業の定義は、アップ・ツー・デート(環境に合わせて最新化)しなければなりません。しかし、これは非常に難しいことのようです。

この項は、『未来への決断』〜1995年〜からの引用です。

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