The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

<7月11日〔カイゼンの効果〕> 〜11月10日〜

「カイゼン」が登場してきました。
定常経済時代に入っても「カイゼン」は、マネジメント実務の中核をなすはずです。

《「カイゼン」は、積み重ねによってすべてを変える。》

<チェンジ・リーダーとなるための条件のひとつが「カイゼン」である。
あらゆる組織が、自らの製品、サービス、プロセス、マーケティング、アフターサービス、技術、教育訓練、情報のすべてについて、体系的かつ継続的な「カイゼン」をはかっていかなければならない。
「カイゼン」は積み重ねによって、すべてを変える。

ただし、「カイゼン」を継続的にはかっていくには、ある一つの基本的な意思決定を行っておく必要がある。
成果とするものの中身についてである。
成果を「カイゼン」しようというのであるならば、その目的である成果が、具体的に何を意味するかを前もって明らかにしておかなければならない。

ある大手銀行が一連の金融商品を開発した。ところがそれらの新商品を導入した後、客が離れていった。
やがて、客にとって価値ある店舗業務とは、客を待たせないことであることに気付いた。
そこで銀行は、窓口業務を単純な日常の取引で絞った。新商品のほうは、別にいくつかのテーブルで扱うことにした。
日常の取引も新商品も、取扱高が急増した。>

ドラッカーは、日本の優良企業に共通する“中核的能力”には「カイゼン」があることを早くから喝破していました。

この項は、『明日を支配するもの』〜1999年〜からの引用です。

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