The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

<7月12日〔体系的イノベーション〕> 〜11月11日〜

私は、イノベーションをあえて「革新」と表現するのが常です。
「改善(カイゼン)」と対比するかたちで「革新」を理解し、実務対応したいからです。
イノベーションと言った途端に実務の世界からみんなの思考が飛んでしまうのです。ドラッカーは、その辺りは意識なさっていないでしょうが・・・。

《成功する起業家は、女神の口づけを待たない。働く。》

<イノベーション(革新)のためには、七種類の機会を調べなければならない。
最初の四つは、組織の内部あるいは産業の内部の機会である。
【一】 が、予期せぬこと、すなわち予期せぬ成功、予期せぬ失敗、予期せぬ出来事である。
【二】 が、現実あるものと、かくあるべきものとのギャップである。
【三】 が、ニーズである。
【四】 が、産業と市場の構造変化である。
残りの3つは、組織や産業の外部の機会である。
【五】 が、人口の変化である。
【六】 が、認識の変化、すなわちものの見方、感じ方、意味の変化である。
【七】 が、発明発見による新知識である。

これら七つのイノベーションの機会は、互いに重複する。
角度が違う壁に取り付けられた七つの窓に似ている。窓から見える景色は隣りの窓とかなり重なる。
だが、部屋の中央から見える七つの景色は異なる。>

「改善(カイゼン)」は、“手直し”です。基本となるものは変わりません。
「革新(イノベーション)」は、基本となるものが変わるのです。実務の現場では、「革新」結果として“8割り程度”変わります。
軽々に、「革新(イノベーション)」を叫ばないことです。不退転の決意での実行です。

この項は、『イノベーションと起業家精神』〜1985年〜からの引用です。

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