The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

<7月14日〔予期せぬ失敗〕> 〜11月13日〜

私たちは〔予期せぬ成功〕より、〔予期せぬ失敗〕からむしろ学ぶことができそうです。
しかし、学ぶ深さは、「反省」程度ではなく、イノベーション(革新)にレベルでの学びです。

《予期せぬ失敗は、イノベーション(革新)の機会の兆候として受け止めよ。》

<予期せぬ失敗が要求することは、そとに出て、見、聞くことである。
競争相手の予期せぬ失敗も意味を持つ。
予期せぬ失敗は、イノベーション(革新)の機会の兆候として受け止めなければらない。
分析するだけでは不十分である。調べるために出かけなければならない。
たしかに、予期せぬ失敗の多くは、間違い、物真似、無能の結果である。
しかし、綿密に計画し、設計し、実行したものが失敗したときには、失敗そのものが、環境の変化すなわち機会の存在を示すことが多い。

予期せぬ失敗は、顧客の認識や価値観の変化を示す。
製品、サービス、市場、戦略が前提としているものは、あっという間に陳腐化する。
顧客が価値観を変える。同じものを異なる価値観で買うようになる。
フォード社は、新型車エドセルの失敗によって、自動車市場がもはや所得によって細分化できなくなったことを知った。
ユーザーは、所得ではなくライフスタイルに合った車を選ぶようになっていた。>

失敗の発見は、そこに次代への革新のチャンスと発見でつながるかもしれません。

この項は、『イノベーションと起業家精神』〜1985年〜からの引用です。

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