The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

<7月26日〔販売よりもマーケティング〕> 〜2014年12月1日〜

ドラッカーは、ここで究極のマーケティングに言及しております。

《消費者運動は、マーケティングの恥である。》

<マーケティングの重要性が繰り返し説かれているにのかかわらず、あまりに多くの企業でマーケティングが行われていない。
そのことを消費者運動が示している。消費者運動が企業に要求しているものがマーケティングである。
それは企業に対し、顧客によってのニーズ、現実、価値からスタートせよと要求する。
企業の目的は欲求の満足であると定義せよと要求する。
社員の評価基準を顧客への貢献に置けと要求する。

マーケティングが長い間説かれてきたにもかかわらず、消費者運動が強力な大衆運動として出てきたということは、結局のところ、マーケティングが実践されてこなかったということである。
消費者運動は、マーケティングの恥である。

実のところ、販売とマーケティングは正反対である。同じ意味でないことはもちろん、補い合う部分さえない。
何らかの販売は必要である。だか、マーケティングの理想は販売を不要にすることである。
マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、顧客に商品とサービスを合わせ、おのずから売れるようにすることである。すぐにでも買えるようにすることである。

まだ道は遠い。しかし消費者運動は、マネジメントが旨しとすべき販売よりもマーケティングであるべきことを教えている。>

この項は、〔マネジメントー課題、責任、実践〕1973年からです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加