The Daily Drucker ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

<7月27日〔コスト主導の価格設定の間違い〕> 〜2014年12月2日〜

ドラッカーは、マーケティング指向とはどういうことなのか・・・の事例をここでも示してくれております。

《価格設定の唯一健全な方法は、顧客の望む価格に合わせて製品を設計することである。》

<欧米のほとんどの企業が、コストを積み上げ、それに利幅を上乗せして価格を設定する。
そして、製品を市場に投入するや価格の値下げを余儀なくされ、膨大な費用をかけて製品の設計を改める。
価格設定を謝ったばかりに、優れた製品を捨てざるを得なかったケースもある。
なぜそういうことになるのか。
コストを回収し、利益を出さなければならなかった、が彼らの答えである。

価格設定の唯一健全な方法は、市場が払ってくれる価格からスタートし、その価格に合わせて製品を設計することである。
価格を出発点としてコストを削り込んでいくことは、当初かなりの苦労を要する。
だが、スタートを誤り、何年も損失を続けるよりはいい。

価格主導の価格設定は、100年の歴史をもつアメリカ産の考えである。
20世紀のはじめ、GEはこの考え方によって世界の発電機市場を制覇した。発電所が払ってくれる価格でタービンとトランスを設計した。>

この項は、〔未来への決断〕1995年からです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加