The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

今、社内に一番はやらせたい言葉は、〔コスト予防〕です。

《1オンスのコスト予防は、1ポンドのコスト削減に値する。》

<体重を5ポンド減らすほうが、体重を5ポンド増やさないようにするよりもはるかに難しい。
コスト管理についても同じことがいえる。

成長時には、収入増を越えるコスト増をもたらさず、不況時には収入減を越えるコスト減をもたらすべく、コストの管理を厳しくしなければならない。

ある製薬会社は、1965年から95年の間に実質8倍に成長した。
コスト増は収入増の60パーセント以下に抑えてきた。
不況時には、減収を越えてコスト削減をはかってきた。
これらのことは、会社の体質にまでなっている。>

単純な理屈ですが、この種の企業を身近では2社しか知りません。周辺の企業はその高収益性を知りながら決して真似しようとしません。
日本で紹介されている“かの有名なチェーンストア理論”とは異なるからです。
“かの有名なチェーンストア理論”では、[収益増を越えてコスト増に励みなさい!]と煽ったのです(隆盛時に)。
今、その理屈は適当ではないと認識しながらも、体質化したドグマからは、なかなか抜け出せないようです。
その意味で「チェーンストア理論」は、根治しない一種の流行病(はやりやまい)なのかもしれません。

この項は、〔想像する経営者〕1964年からです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加