The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

<8月2日〔規模の不適切さ〕> 〜2014年12月17日〜

さて、わが社の規模は、不帰省であろうか。なにをもってそのように判断しますか。
このような問題意識で、読んでみて下さい。

《不適切な規模とは、ニッチ(適所)のありようのない規模である。》

<規模の誤りは、組織にとって体力を消耗させる業病である。
ありふれた病にもある。治癒は可能だが、簡単でもなければ楽でもない。
症状ははっきりしている。常に同じである。

不適哲な規模の組織には、肥大化した分野、活動,機能が必ずある。
著しく努力を必要とし、多額の費用を必要としながら、成果をあげられない分野がある。
他の分野でいかに利益をあげようとも、その肥大化した分野がそれ以上を吸い取る。

よい例がアメリカン・モーターズだった。
アメリカン・モーターズは何度もデイーラー網の強化をはかった。規模の不適切さへの対策として、販売増のための増資も行った。
それこそ行ってはならないことであった。

不適切な規模にかかわる問題の解決に最も有効な方法は、事業の性格を変えることである。
不適切な規模とは、生存と繁栄のためのニッチ(適所)のありえようのない規模である。
アメリカン・モーターズとフォルクスワーゲンの違いは、個性の欠如による規模の不適切さと、個性による規模の適正さの違いだった。>

この項は、〔マネジメントー課題、責任、実践〕1973年からです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加