The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

<8月27日〔(11)ニッチ追求型の研究開発戦略〕> 〜2015年1月17日〜

《 小さな改善が、独占的な地位を与える分野を求める。 》

<中堅の製薬会社チャーリー社は、そもそも研究活動を行わない。
行うのは開発活動だけである。
チャーリー社が求める分野は、第一に、若干の開発活動で治療効果を高める分野である。
第二に、市場が小さいため、ひとたび優れた製品が出現するや、新規参入のインセンティブが働かない分野である。

たとえば、新生児のへその緒にぬる塗り薬がそうだった。
病気予防に有効であって、世界中で標準となった。
新生児用の殺菌薬も開発した。
開発と言うよりは組み合わせに過ぎなかった。
市場は小さく、それぞれの規模が2000万ドル程度だった。
したがって、一社で市場を独占でき、価格競争もないという市場だった。

日本の小売り業、サービス業にもこの種の戦略を得意とする中小企業での見ることができます。
縮小マーケットの業界から抜け出すための戦略です。

この項は、〔状況への挑戦〕からです。

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