The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

<9月6日〔人事のための4つの問い〕> 〜2月22日〜

《腐った強い者ほど、組織を腐らせる者はない。》

<人事に秀でた者は、人事考課を工夫する。
期待すべき貢献を考え、実際の貢献と比較する。

人事考課のための四つの問いを投げかける。
第一によくやった仕事は何か、
(したがって)第二によくできそうな仕事は何か、
第三に強みを十二分に発揮させるには何を身につけさせなければならないか、
第四にその下で我が子を働かせたいかである。

人事考課は厳しく人を見る。
強みの焦点を合わせる。弱みは、強みを発揮し成果をあげる上での制約としてのみ捉える。
強みに直接関係のない考課項目は第四のものだけである。

優秀な若者は強い上司をまねたがる。
したがって、腐った強い者ほど組織を腐らせる者はいない。
これは、それだけで人を失格させる唯一の弱みである。>

このドラッカーの指摘は、<人事に破れた“実力者”は、排除せよ!>を言っています。
ドラッカーは、“腐った強い者”と表現しています。これはドラッカーがマネジメント実務のコンサルタントである面目です。
人事が非情であると感じさせるのは、こんなところです。
“人間的に良い人”という経営者が人事で過ちを犯す場面でもあります。

この項は、『経営者の条件』〜1966年〜からの引用です。

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