The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

<9月7日〔人の成長と組織〕> 〜2月23日〜

《組織は人を変える。》

<組織は人を変える。否応なしに変える。成長させたり、逆にいじけさせたりする。
人を育てることについて、われわれは何を知っているか。かなりのことを知っている。
とくに、何を行うべきでないかについてよく知っている。
行うべきでないことのほうが、行うべきことよりもわかりやすい。

第一に、不得意なことで何かを行わせてはならない。
「礼儀」、「態度」、「スキル」、]「知識」は学ぶことができる。だが、個性を変えることはできない。
第二に、近視眼的に」育ててはならない。身につけさせるべきスキルはある。だが人を育てるということは、それ以上のことである。
キャリアは人生にかかわることである。仕事は人生の目標に合わせなければならない。
第三に、エリート扱いしてはならない。重要なことは実力であって見込みではない。
要求は厳しくしなければならない。

人材の育成にあたっては、強みに焦点を合わせなければならない。
そのうえで、要求は厳しくしなければならない。
そして、時間をかけて丁寧に評価しなければならない。
向かい合って、約束はこうだった、この一年どうだったか、何をうまくやれたか、と聞かなければならない。>

<組織(人事)は人を変える。>ことは、事業組織に長らく経験のある方なら、経験があるはずです。
人事の成功例、失敗例の身近に見ているので、いちいち頷ける(多くは反省的に)でしょう。
育てるためには、“成功体験”を積ませるに限ります。だから、<不得意なことで何かを行わせてはならない>なのです。

この項は、『非営利組織の経営』〜1991年〜からの引用です。

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