The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

《 9月26日〔データ化できないもの〕 》〜3月16日〜

〔データ化できないものを考えなければならない。〕

【解説】

ここでは、組織外の情報のデータ化の問題を考えています。
組織内情報は、定量化、データ化し管理しやすいのです。コスト・センターとしての管理情報だからです。
ここでドラッカーが問題としているのは、「起業家的情報」です。

ここでは何故か「情報」と言わず「もの」とかたくなに言います。多分英文の単語へのこだわりでしょう。
組織内で扱う「過去情報」に関しては、定量化、データ化して管理しても、(定量化、データ化できない情報を無視しても)問題ありません。
しかし、組織外から収集する情報は、「起業家的情報」として未来を読むためのものですから、定量化、データ化できない情報に価値があります。

整理、分析された優れたデータが、「起業家的情報」として必ずしも“優れた”データではないのです。

この一連の「データ」の取り扱いに関するシリーズは、最終の「起業家的情報」に関しては“視点”の次元の違いがありますから、言葉足らずの無理を否めません。

この項は、『マネジメントー課題、責任、実践』〜1973年〜からの引用です。

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