The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

《 10月14日〔意思決定の継続学習〕 》 〜2015年4月17日〜

〔フィードバックが、並みの人間に一流の仕事をさせる。〕

意思決定ほど学習し続けることが大切な活動はない。

具体的には、予期した成果に現実の成果をフィードバックすることである。
重要な決定を行なったならば、いつまでにどのような成果を期待するかを書いておく。
その九ヶ月後あるいは一年後、現実の成果をフィードバックする。
これを意思決定が有効な間ずっと続ける。
合併ならば完全に一体化する二年から五年先まで見ていく。

ことによって、いかに多くを、いかに早く学べるかは驚くほどである。
医師ならば2400年前のヒポクラテス以降教わっていることである。
彼らは、自らの治療の結果をフィードバックする。
こうして並みの医者が、数年のうちに一流の治療ができるようになる。

【解説】

フィードバックの学習効果性をドラッカーは強調します。
並みの人間を一流の管理者に生まれ変わらせるほどの教育効果がフィードバックにはあるのです。
実務的には、フィードバックをマネジメントの仕組みとして組み込み、定着させることでしょう。

(2015年4月17日10:00徳忍記)

この項は、『経営者の条件』〜1966年〜 からのものです。

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