The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

《 10月25日〔国際協力〕 》〜2015年5月1日〜

〔環境保護を目的とする援助こそ、最も生産的な国際効力に違いない。〕

われわれは、自らの国家主権を犠牲にすることが出来るだけの強力な政府を必要とする。
グローバル社会のためのグローバルな機関を手にすることは、国家主権の犠牲が必要である。

環境保護には生態系にかかわる国際法が必要である。
われわれは、海洋汚染、地球温暖化、オゾン層破壊など、人類の生存環境の破壊でともなって生産された財の貿易を禁ずることにより、それらの行為を事実上禁止することかできる。
もちろん、これは主権国家に対する干渉として反対されるであろう。その通りである。
途上国における環境汚染を防ぐには、たとえば、下水処理についての先進国からの国際協力が必要となる。
実際のところ、あらゆる国際協力のうち、環境保護を目的とする援助こそ最も生産的であるに違いない。

【解説】

アジア諸国に対する中国を筆頭に国際協力援助が盛んです。
しかし、そのうちに環境保護を目的とした援助は皆無に近いのではないでしょうか。
ドラッカーのおっしゃる通りです。
それとほど遠い現実にため息が・・・。

(2015年5月1日10:00徳忍記)

この項は、『断絶の時代』〜1969年〜 からのものです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加