The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

《 10月29日〔よき意図と成果〕 》 〜2015年5月5日〜

〔マーケティングとは、サービスの受け手の側に立つことである。〕

NPOは、たんにサービスをしているのではない。
人を変えようとする。そのためにサービスをする。与えるのではなく、一体化しようとする。

かつてのNPOはマーケティングなど必要ないとしていた。
しかし、19世紀の有名な詐欺師がいったように、「ブルックリン橋は、贈るよりも売るほうがやさしい」。
無料では信じてもらえない。最高のサービスにおいても、マーケティングは必要である。

マーケティングは販売とは異なる。
それはサービスの受け手の側に立つことである。
そのためには、何を、いつ、誰に提供するかを知らなければならない。

【解説】

ドラッカーは初期のころから、非営利組織の社会的有用性を唱えていました。
この項は、ドラッカーの非営利組織の核心をのべたものです。
〔マーケティングとは、サービスの受け手の側に立つことである。〕は、至言です!
〔人を変えようとする。そのためにサービスをする。与えるのではなく、一体化しようとする。〕
その言は、ボランティア活動に関わる人々は、心して受け止めるべき言葉です。
また、商業ビジネスの世界でも浮ついたマーケティング論に対しての警句でもあります。

(2015年5月5日9:30徳忍記)

この項は、『非営利組織の経営』〜1991年〜 からのものです。

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