The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

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ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

《 11月4日〔不意打ち〕 》 〜2015年5月12日〜

〔情報システムの究極の効果は、不意打ちがなくなることである。〕

情報システムの究極も効果は不意打ちがなくなることである。
つまるところ、事態が大きになるまえに、用意し、分析し、理解し、行動出来なければならない。
いくつかの金融機関が、1990年代後半のアジアの経済危機の不意打ちに合わずに済んだ。
彼らはアジア各国の経済と通貨について、重要な情報は何かを検討し終えていた。
現地に子会社や提携先からの情報さえ無視出来るようになっていた。
それらの情報はデータに過ぎなかった。
その代わりに、それらの国の短期書き入れと国際集絵き黒字幅との割合や、短期買い入れの支払い能力との割合の数字をつかんでいた、
したがって、それらの数字が悪化したとき、いちはやく、その日がくることを知り、直ちに、短期的視点から投機を引き上げるか、長期的視点から踏みとどまるかを検討してことができた。

換言するならば、それらの金融機関は、新興国の経済データのうち意味あるものを知り、それらの情報を分析していた。
データ情報を高めることによって、行動が必要のなる前にとれるべき行動を決定していた、

【解説】

事情の重要性は、政策的な転換点でタイムリーに用意されていること、その情報の重要性が理解されていること。
市場の変化は多くの企業にとっては“不意打ち”です。“不意打ち”ではなくするのが[情報システム]の存在なのです。

(2015年5月12日10:30徳忍記)

この項は、『明日を支配するもの』〜1999年〜 からのものです。

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