The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

《 11月20日〔 分権制 〕 》 〜2015年5月31日〜

〔分権制によって、トップと現業がそれぞれの機能を発揮する。〕

 トップと現業がそれぞれの機能を発揮するには、ある一つの原理が必要である。
それが、組織をいくつかの自立的な部局からなるものとして捉える分権制である。
全体が同一の使命、同一の運命、同一の意思決定のもとにある。
中枢のマネジメントは、いかなる事業にあるかの決定、人材の配置、リーダーの選抜と訓練を担当する。

 他方、現業はそれぞれが独自の事業に専念する。それぞれが独自の製品を提供する。
それぞれが自立的である。
それそれが独自のマネジメントをもつ。
現業のマネジメントとして今日の問題に取り組む。

【解説】

昨日のドラッカーでは、多角化を否定しました。
多角化は、組織の成果をあげる能力を破壊するとしました。
ドラッカーは、組織をいくつかの自立的部局からなる分権制組織を提案します。
全体は、同一の使命、同一の運命、同一の意思決定下にあるのです。
多角化組織との違いを確認してください。

(2015年5月31日10:30徳忍記)

この項は、『新しい社会と新しい経営』〜1949年〜 からのものです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加