The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

《 11月23日〔 トップマネジメントの役割 〕 》 〜2015年6月3日〜

〔全体と未来にかかわることは、トップマネジメントの専管である。〕
 トップマネジメントとは何を専管とするのかを考えなければならない。
それは、全体、一体性、未来にかかわる意思決定である。
全体を見ることができ、全体に責任をもつ者だけが行なうことができる意思決定である。
したがって、全体を全体としてまとめていくには、三つの分野をトップマネジメントの専管としなければならない。

 第一に、参入すべき技術、市場、製品、事業の決定、廃棄すべき事業の決定、組織としての価値観、信条、原則を決定である。

 第二に、資金配分の決定である。資金の調達と投下は、トップマネジメントの責任であって、現業部門に任せることはできない。
 

 第三は、人材配置の決定である。人材は組織全体の資源であって特定の部門のものではない。人事についての方針や実際の主要な人事は、各部門、現業が関与するとしても、あくまでもトップマネジメントが決定すべきことである。

【解説】

分権制組織体制では、トップマネジメントの役割には重いものがあります。
全体と未来への役割責任です。
オーナーが、現役トップマネジメントの場合は問題ありません。結果責任もオーナーに跳ね返るからです。
オーナーは、現役トップマネジメントでない場合のトップマネジメント組織の専管事項の徹底をドラッカーは言っているのです。

(2015年6月3日10:00徳忍記)

この内容な〔マネジメントー課題、責任、実践〕1973年出版からのものである。

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