The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

《 11月26日〔 コミュニケーションの基本 〕 》 〜2015年6月6日〜

〔 コミュニケーションの向上は、送り手ではなく受け手によってもたらされる。 〕

 コミュニケーションを成立させるものは受け手である。
聞くものがいなければコミュニケーションは成立しない。無意味な音波しかない。
コミュニケーションについては、四つのことがいえる。

第一に、人は知覚できるものしか知覚しない。コミュニケーションは受け手の言葉を使わなければ成立しない。受け手の経験に基づいた言葉を使わなければならない。

第二に、人は期待しているものだけを知覚する。期待しているものを見、期待しているものを聞く。期待していないものは受けつけない。

第三に、コミュニケーションは受け手に何かを要求する。受け手が何かになること、何かをすること、何かを信じることを要求する。それは常に、受け手の気持ちに訴える。したがってコミュニケーションは、それが受け手の価値観、欲求、目的に合致しないとき、まったく受けつけられないか抵抗される。

第四に、情報は論理の対象である。形式であって意味はない。記号である。受け手が記号の意味を知らなければ、情報は使われるどころか受け取られることもない。情報が受け取られるには、送り手と受け手の間に、あらかじめなんらかの了解、すなわちコミュニケーションが存在しなければならない。

【解説】

 この内容は、目新しいことはありません。「そう言われれば、その通り。」という事がらです。しかし、重要で「失念していました。」では済まされないことばかりです。ドラッカーの教えはそんなことばかりです。だから、〔座右の書〕として最適なのでしょう。

(2015年6月6日10:00徳忍記)

この内容な〔マネジメントー課題、責任、実践〕1973年出版からのものである。

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