The Daily Drucker  ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

《 12月2日〔 乱気流時代の到来 〕 》 〜2015年6月1⑶日〜

〔 乱気流時代におけるマネジメントの最大の責任は、自らの組織の生存を確実にすることである。 〕

 乱気流時代にあっては、組織のマジメントにとっての最大の責任は、自らの組織の存在を確実にすることである。
すなわち組織の構造を堅固にし、打撃に耐えられるようにし、急激な変化に適応し、新たな機会を捉えることである。
乱気流は不規則であって、非線形かつ不連続である。
しかし、底辺にある原因については、分析し、予期し、コントロールすることができる。

 マネジメントに携わる者が対処することができ、しかも対処しなければならないものは、乱気流時代の最大の原因である人口構造の変化、とくに先進国における変化である。

 人口構造の変化は、すでに世界経済のありようを変えた。
資本による支配を目指してきた従来型の多国籍企業に代わり、グローバルな生産分担に基盤をおくグローバル企業が世界経済の主役となりつつある。

 人口構造の変化は、新たな市場を生み、旧来の消費市場を再編しつつある。労働市場は多様化しつつある。
一方において定年の考え方を吹き飛ばし、一方において長期的視点からの労働力の再編を必然としつつある。
 
【解説】

 この内容は、実に35年前のドラッカーの著述のキーファクターの抜き取りです。
当時を乱気流時代と言ったドラッカーは、今日生きておられたら、どのように表し、どのような対応を提案するでしょうか。
状況は、同時と比べようもないほど根本から変化し、閉塞感があります。グローバル経済の行き過ぎ(問題の顕在化)、地球資源の枯渇、超高齢化時代の到来、ドラッカー全盛期との根本的違いはアメリカの覇権の凋落です。
もし、ドラッカーが生きていたら、今日をどう裁くがを考えるのは、ドラッカー信者の役割です。

(2015年6月13日11:00徳忍記)

この内容な〔乱気流時代の経営〕1980年出版からのものである。

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