The Daily Drucker ドラッカー365の金言(徳忍の学習帳)

《 12月14日〔 事業の核としての共通性 〕 》 〜2015年6月27日〜

〔 企業買収には共通性、少なくても類似性が必要でる。 〕

 企業買収による多角化では、事業間に共通性あるいは類似性がなければならない。
市場の共通性、あるいは技術の共通性が必要である。
業務プロセスの共通性であってもよい。
それらの共通性なくして、多角化とくに企業買収による多角化が成功することはない。所有による支配では不十分である。

 高級品市場で成功したあうフランス企業がある。
シャンパン、ファッション、高級腕時計、香水、ハンドメイドの靴を扱っている。
脈絡のない業容に見える。共通性はないかに見える。
しかし、すべてが価格や有用性以外の価値で売れるものである。事業間には顧客価値に共通性があった。
シャンパンとファッション製品では売り方は異なる。しかし、買われる理由は同じだった。
 
【解説】

 企業買収には、共通性、類似性が必要とドラッカーは言います。
しかし、日本では日本タバコ他が意外性の多角化にチャレンジし、それなりの成功を収めていると聞きます。
社内ベンチャー企業の取り組みを募って、可能性を見つけたら小さな企業を買収して本格的なチャレンジに移すわけです。
しかし、ドラッカーはオーソドックスな企業買収の原則を押さえているのです。

(2015年6月27日10:30徳忍記)

この内容な〔マネジメント・フロンティア〕1986年からのものである。

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