《良書で学ぶ!》〔白隠禅師座禅讃講話〕(第一講)

   《良書で学ぶ!》(第一講)
【徳忍学習帳】で一節ずつ、原田先生の講義で学び、読み込み、
徳忍が感想を添えます。

書名
〔白隠禅師座禅讃講話〕
〜白隠禅師座禅和讃〜

《第一講》

〜本文〜
衆生本来佛なり(しゅじょう ほんらい ほとけなり)
水と氷の如くにて(みず と こおりのごとくにて)

<講義>

 まず第一句の「衆生本来佛なり」これが全文の大前提であり、全文の要訣(奥義)はこの一句に尽きます。
 お釈迦様が菩提樹の下で、大悟(完全円満な悟りを開くこと)され、宇宙の真相、人の本質を見破られたとき、思わず口を突いて出た『奇なる哉、奇なる哉、一切衆生は皆如来智慧徳相を具有す。』このお言葉もこれです。すなわち、一切衆生は本来絶対価値の所有者であるということです。
 お前の頭はお前の肩の上にちゃんとついているではないかと、いくら人に云われても気がつかずに頭探しをやって狂奔しているのが、我々凡夫の迷妄生活であります。
 凡夫が即ち佛であり、迷妄即解脱、本来二物ではない絶対価値そのもので有るのですが、ただそれに気付かないだけなのです。
 だから、佛様の目からご覧になれば、一切の衆生は老若、男女、貴賎、貧富を問わず皆一様に完全無欠の絶対価値それ自体であってなのです。

《解説》

 人には仏生があるというのです。わたし自身は、非常に薄っぺらな解釈ですが、周辺の人々は、佛の代わりにわたしに接し、あるときは苦難を与え、あるときは、援助を申し出、生き方の見本を見せ、あるときは反面教師を演じ、わたしを成長させようとしてくれております。したがって、どなたと接する際も“真剣勝負”です。相手に“仏生”ありですから。
(徳忍記)

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