仏頂面(ぶっちょうづら)の研究

仏頂面とは、不機嫌な表情であり、膨れっ面のことである。

小売業、サービス業の現場ではいただけない表情であるが、各社で「笑顔運動(笑顔訓練)」が流行るということは、各社の店舗では存外仏頂面はなくならないようだ。

仏頂面の背景には不平、不満がある。仏頂面は本人の主張の表現手段なのである。
そもそも、人間は生まれるときは仏頂面ではなかったはずだからだ。

しかし、多くの企業の教育訓練担当部門は、お店での仏頂面排除に徹底することに苦戦している。

あるローカル・スーパーマーケットで仏頂面皆無の店舗運営を発見した。
半日間店内、厨房、バックヤードで過ごしての結果である。
これは稀有(滅多にお目にかかれない)ことなのだ。
別のある企業(小売り企業)では、何度取り組んでも、仏頂面はいじょが出来ない。
この違いは何なのであろうか。

こう云う仮説はどうだろうか。

『彼女等に自主性を与えれば、表情が輝き、笑顔になり、彼女等から自主性を奪うと(制限すると)表情は曇り、笑顔は消える』

つまり、ルールで縛りつけると、ガミガミ注意し、命令すると、巡り巡って、彼女等の表情は曇り、笑顔は消えるのである。
従って、これまで”ルールで縛りつける、ガミガミ注意し、命令していた方法”を止め、自主性を尊重した方法論で徹底するのである。

村上徳忍(2015/11/05)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加