私(村上忍)から皆さんへの提案

〜AS・Mプロジェクトの第一回会合資料より〜

 私自身、これから始まる超高齢社会を前に、自らが高齢者の一人としてどのように迎えるかを考えました。
まずは、年金生活者として細々と生活することは御免こうむりたいと思いました。
しかし、周りを見ると、身を粉にして働き続けた人々が、唯一の楽しみ(生きている証拠=存在価値)であった仕事を取り上げられて、社会的存在感も取り上げられて家に引きこもっている事実にショックを覚えました。

 一方で、今後の日本は企業を定年退職した人々が皆年金生活者として過ごすことになると、国の財政が破綻してしまう恐れがあると知りました(所謂「2025年問題」です)。
従って、前期高齢者(65〜74歳)は社会参加すべきである(賃金を得て働くべきである)と考えるに至ったのです。しかもその働き方は、短時間労働、少日数勤務、社会参加を続けるという意義と自己実現を果たす手段として働くのです。
そうした働き方を可能にしたいと考えたのです。

 皆さんは先刻ご承知と通り、企業生活は(少数の例外を除いて)自己実現を果たす場ではありませんでした。
そうなると、定年後時代は個々人にとって極めて重要な“とき”となります。
自己実現は多くの場合、社会参加が前提となります。我々が取り組むのは、自己実現とための社会参加です。
そこで私は《小売業の店舗での前期高齢者のための職務設計と仕事環境、条件の確立が必要である!》と確信しました。

 そんな取り組みの機会が思いもかけず、早々とやってきました。
我らの埼玉県が、そんなチャレンジの機会を用意してくださったのです。乗らない手はありません。
我々は、具体的な取り組みの“提案権”というアドバンテージを得ています。
提案し放題です。夢を膨らませ放題です。
県全体のスーパーマーケット企業、および関係者を巻き込んだ企画を提案しましょうよ!
 
2016年3月21日

村上 忍

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