佐藤 一斎 一日一言 『言志四録』を読む (徳忍の学習帳)⑶

佐藤 一斎 一日一言 『言志四録』を読む (徳忍の学習帳)⑶

渡邊五郎三郎=監修 致知出版社  解説=村上 徳忍

《第三日目》憤なくして大成はなし
 憤の一字は、是れ(これ)進学の機関なり。舜何人(なにびと)ぞやとは、方に(まさに)是れ憤なり。

【訳】憤とは発憤すること。「なにくそ」「負けてたまるか」という奮い立つ心をいう。この憤の一字が学問を進展させる機関車のようなものである。孔子の弟子の顔淵が発憤していった。「(古代の聖人の)舜も、自分も、同じ人間ではないか」という言葉、これはまさに憤である。

【解説】私は、<憤なくして大成はなし>という言葉が好きです。凡人の私には、「他人に誇示すべきではない」と混ざり合ってしまうのです。いけないのは、「不言実行」とパロディー版の「有言実行」はが「他人に誇示すべきではない」と混ざり合ってしまうのです。
やはり、「不言実行」と<憤なくして大成はなし>でいきたいと思います。(徳忍記)

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