≪再び≫~結果(成果?)付き~

読書のナビゲーター

※皆さんもこんな”上質な”選書のナビゲーターを欲しいと思いませんか!
***************************************

【ナビゲーターからの”お勧め”の内容(例)1】

煙が目にしみる…石川渓月 …光文社…ISBN 9784334927455…本体価格 1.700-…2011 2月刊
九州 博多が舞台です。博多弁での台詞がちよっと読みにくかったですが
ストーリーは安心して(?)読めました。

くちぬい…坂東真砂子 …集英社…ISBN 9784087754032…本体価格 1.600-…2011 9月刊
「日本」でなければ出ないミステリーではないかと思います。
あまりにタイムリーすぎて怖いです。

ジェノサイド…高野和明 …角川書店…ISBN 9784048741835…本体価格 1.800-…2011 3月刊
本の帯を読んで「騙されて良かった…」と思ったはじめての小説でした。
(帯の紹介だけ読むとあまり面白くはなさそうでしたので)

ポーツマスの贋作…井上尚人…角川書店…ISBN 9784048740838…本体価格 1.900-…2010 12月刊
自分は司馬遼太郎「坂の上の雲」を読んで、同時代を舞台とした本を探していた時に
この作品を見つけました。歴史小説としても面白く読めました。

よろずのことに気をつけよ…川瀬七緒…講談社…ISBN 9784062171434…本体価格 1.500-…2011 8月刊
内容自体はちよっと重いというか、暗いものだと思いますが、一気読みでした。
とにかく読みやすいです。

風の中のマリア…百田尚樹…講談社…ISBN 9784062153645…本体価格 1.500…2009 3月刊
ミステリではありませんが、「何か面白い本は?」を聞かれた際には
人に勧めまくっている小説です。大スズメバチが主人公です。

**************************************

【ナビゲーターからの”お勧め”の内容(例)2】

村上先生

遅くなりまして申し訳ありません。
お勧めさせていただくにあたって、本棚の奥から「傍聞き」を引っ張り出して読み返してました。

① 傍聞き(かたえ ぎき) 長岡弘樹 著  双葉社  文庫版あり
ISBN 978-4-575-23636-1 2008年10月 刊  ¥1.400(税抜き)

ミステリーの短編集です。4編が入ってますが 個人的には2番めの「899」が
お勧めです。ミステリでありながら、お話がハートウォーミングに終わる
読後感がたまらなく好きです。

② 舟を編む 三浦しをん 著  光文社
ISBN 978-4-334-92776-9 2011年9月 刊  ¥1.500(税抜き)

ミステリーではありません。辞書編集に人生をかけた編集者たちの物語です。
ただ単純に面白い本です。少なくとも本屋で働いている以上、皆さんに
読んで欲しい本です。
この本をお読みいただいて少しでも「面白い」と思っていただけましたら
同著者の作品で「神去りなあなあ日常」という小説がありますので
よろしかったら、ご覧になって下さい。1つ事に邁進する主人公の姿を
とても上手に読ませるように書かれる著者の方だと思っています。

③ 楽園のカンバス  原田マハ 著   新潮社
ISBN 978-4-10-331751-7 2012年1月 刊  ¥1.600(税抜き)

すみません、前回の「キャンバス」に続いて、まだ読了しておりません。
絵画にまつわるミステリーです。「キャンバス」とはまた違った感覚で
お読み頂けると思います。

**************
精文館書店 G店   Oさん

***************************************

読書にもナビゲーターが必要である。
わたしは、二人のナビゲーターを持っている。

仕事上の書籍の発見、紹介してくれ てるナビゲーター。
趣味の読書用の書籍の発見、紹介してくてるナビゲーターである。
このところ彼らのお世話になりっぱなしであるというか、彼らなしでは公私共に安寧が得られない状況に陥っている。

S氏(仕事上の書籍の発見、紹介担当!?)は、流通業界に最も長い付き合いの間柄である。初期より彼は進取の気性に富んでおり、私などは刺激されて、何歩か後をついていったという思いである。
近年は、彼の向学心はますます燃え盛り、流通業の歴史的な考察にまで至っているようである。
その彼が相変わらず実務の世界で過ごしている私におりに触れて良書を紹介してくれるのである。
元来、彼は多読である。私の専門研究分野も熟知いている。現在の指導先企業、当面する課題等も先刻知っている。その上での推薦図書である。
私は、取るものもとりあえず研修室の近くの書店に走る。
多くの場合、お勧めの理由、具体的な内容、とっておきのフレーズを聞かせる。
いやが上にも私の興味は高まる。外れなしの宝クジのようなものである。実務での応用事例、成果を報告すると我がことのように喜んでくれる。

O氏(趣味上の書籍の発見、紹介担当!?)は、実は2人目である。1人目のN氏は、入院中の私に脳の活性化(リハビリ)用にハヤカワ・ミステリーを選択吟味して大量にくださった。
私がミステリー党になった所以はN氏にある。
O氏は、指導先書店チェーンのベテラン店長である。
彼の私の読書傾向、著者傾向を知った上で、ご自分で読んだ本を読み返した上で、内容の解説付きで3~4冊紹介してくれる。
本人の読後感言付きだから、興味をそそる。最近は、ミステリーにこだわらずに紹介して下さるのがありがたい。
流石にプロのみたてだから“外れ”がない。

読書にもナビゲーターが必要である。
私のようにナビゲーターの価値を知ってしまったもとにとっては、もう怖くてナビゲーションなしでは、選書が出来ない。

書店には、手書きのPOPがある。この種のPOPの中にナビゲーションPOPが含まれている。
この選別のポイントは、POP作成者の名入りであることである。(2012年3月21日)

<選書ナビゲーターが、付くと読書の幅がこのように広がった!>

読書・読論文ほか備忘録
<2012年記録>
(001)「天地明察」冲方丁~角川書店~
(002)「開かせていただき光栄です」皆川博子~早川書房~
(003)「大江戸釣客伝」上・下夢枕獏~講談社~
(004)「犯罪」フェルディナント・フォン・シ―ラッハ~東京創元社~
(005)「罪悪」フェルディナント・フォン・シ―ラッハ~東京創元社~
(006)「ディーセント・ワーク・ガーディアン」沢村凛~双葉社~
(007)「弁護士探偵物語」法坂一広~宝島社~
(008)「経営者の時代」上アルルレッド・D・チャンドラーJr.~東洋経済新報社~
(009)「経営者の時代」下アルルレッド・D・チャンドラーJr.~東洋経済新報社~
(010)「マネジャーをつくらない会社」ゲイリー・ハメル~HBR2012.4.~
(011)「トヨタ生産方式で知識労働を改善する」ブラックレイR.スターツ~HBR2
012.4.~
(012)「ヒストリカルガイドアメリカ」有賀貞~山川出版社~
(013)「アメリカ選択肢なき選択」安井明彦~日経プレミアシリーズ~
(014)「スターバックス再生物語」ハワード・シュルツ~徳間書店~
(015)「戦略の本質」マイケルE.ポーター~HBR2011.6.~
(016)「競争の戦略]マイケルE.ポーター~HBR2011.6.~
(017)「傍聞き」長岡弘樹~双葉社~
(018)「舟を編む」三浦しをん~光文社~
(019)「楽園のカンバス」原田マハ~新潮社~
(020)「ジェノサイド」高野和明~角川書店~
(021)「ナミヤ雑貨店の奇跡」東野圭吾~角川書店~
(022)「奇跡の脳」ジル・ボルト・テイラー~新潮社~
(023)「麒麟の翼」東野圭吾~講談社~
(024)「戦後世界経済史」猪木武徳~中公新書~
(025)「年表世界史」山口修~山川出版社~
(026)「基本流通論」中田信哉他~実教出版~
(027)「震える牛」
(028)「シャドー81」ルシアン・ネイハム~早川書房~
(029)「鷲は舞い降りた」ジャック・ヒギンズ~早川書房~
(030)「幻の女」ウィリアム・アイリッシュ~早川書房~
(031)「患者様が医療を壊す」岩田健太郎~新潮選書~
(032)「楽園」宮部みゆき~文春文庫~
(033)「おそろし」宮部みゆき~角川文庫~
(334)「日本辺境論」~新潮新書~
(035)「考具」加藤昌治~TBSブリタニカ~
(036)「暮らしの中の人間工学」小原二郎~実教出版~
(037)「それでもアメリカ経済は成長する」マイケルE・ポーター他~HBR2012.6.~
(038)「ピーク・エンドの法則」ロバートI.サットン~HBR2012.6.~
(039)「ターゲット成長の指標」~同社初期の経営方針、理念~※2012年度正鵠セミナー事前学習資料
(040)「意思決定の行動経済学」ダニエル・カーネマン~HBR2011.11.~
(041)「誘拐」五十嵐貴久~双葉文庫~
(042)「デジタルを取り組むリアル店舗の未来」ダニエル・リグビー~HBR2012.6.~
(043)「煙が目にしみる」石川渓月~光文社~

村上 徳忍記(2012年7月6日)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加